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2016年5月15日

【漢方薬という選択肢】自律神経失調症に効く漢方薬って?

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こんにちは、体質改善インストラクターのヨウコです。

今回は「自律神経失調症」についてお話します。

みなさんもよく耳にされているのではと思いますが、自覚症状があるにもかかわらず、原因や病名が特定できない不定愁訴の中に、「自律神経失調症」と呼ばれるものがあります。

頭痛のする女性

自律神経とは

自律神経とは、血管や臓器、リンパ腺といった、自分の意志とは無関係に働く器官のコントロールをする神経で、交感神経、副交感神経の2つからなります。

交感神経はおもに活動をつかさどる神経で、血流を活発にしたり、心拍数を上げるなど、緊張やストレスへ対応する状態をつくります。

それに対し、副交感神経は、休息をつかさどる神経で、心拍数や血流を穏やかにするなど、リラックスした状態をつくります。

通常これら2つの神経がバランスを取ることによって、健康が維持されます。

しかし、ストレスはじめさまざまな理由で、このバランスが損なわれることがあり、この状態を自律神経失調症と呼びます。

つまり自律神経失調症は「病名」ではなく「診断名」なんです。

なぜ漢方薬がいいの?

自律神経は、体のあらゆる器官に備わっているので、人によって症状が出る器官は異なります。

複数の器官に症状が出る、症状自体が安定しないといったこともあり、結果として病名が判断できず、通常の薬剤での対処療法は難しいんです。

しかし、治療方法がないというわけではなく、多くの場合、漢方薬が用いられます。

漢方は通常の医療と違い症状や病気に対処する医療ではなく、体質の改善によって症状を抑えることを目的とした医療です。

体質の改善によって、付随する複数の症状への効果も期待でき、自律神経失調症をはじめ、不定愁訴においては、通常の医療より漢方の方が有利といえます。

自律神経失調症に処方される漢方薬

自律神経失調症に処方される薬は、体質を表す「証」をもとに、以下のようなものから選ばれます。

【実証】
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
大承気湯(だいじょうきとう)
女神散(にょしんさん)
など


【虚証】

香蘇散(こうそさん)
加味帰脾湯(かみきひとう)
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
など

別の病気の併発を考慮して

自律神経失調症というと、「病気ではないから……」と治療を控えるといった方も多くいます。しかしストレスが原因となることも多く、背景に「神経症」や「うつ病」といった別の病気が隠されている場合もあります。

また、我慢し続けることがストレスとなって、本当にうつ病や神経症といった精神症状まで背負い込む可能性もあります。

頭を押さえる女性

自律神経は女性ホルモンに作用されることもあり、思春期や出産後、更年期と、女性は定期的に自律神経失調症のリスクにさらされるともいえます。

現在、保険の適用によって処方を受けられる漢方薬も多くあるので、気軽に婦人科や心療内科、神経科を受診してみましょう。

※注意:すべての婦人科、心療内科、神経科で漢方の取り扱いがあるとは限りません。漢方薬の処方を希望されるときは前もって確認を行うことが必要です。

※各お悩みに合わせた漢方薬のご紹介を、今後不定期で更新していきます。少しでも気になる症状をお持ちなら、チェックしてくださいね。

体質改善インストラクター:ヨウコ

30代前半。若いころから体調不良になりやすかったため、ツボや姿勢矯正、サプリメントについて学ぶ。現在はスクール講師。 長く続けられる体質改善のコツを、分かりやすく紹介することを目指す。

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