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2016年5月29日

「梅雨」対策には薬膳料理!湿気に勝つ食べ物とダメな食材って?

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湿度や気温が高くなると、食欲が減退しますよね。食べることさえ億劫になり、あっさりした食事になりがちです。

サラダを食べる女性

のどごしが良く、冷たいものばかり食べていると、どんどん元気がなくなってきますよ。梅雨の時にも汗をかいて、しっかり食事をしましょう。湿気に勝つ薬膳料理を紹介します。

春夏秋冬の他に「梅雨」の季節が

薬膳が生まれた中国の伝統医学では、日本の四季の他に「梅雨」を加えて、1年を「五季」と捉えています。

梅雨の邪気を「湿邪(しつじゃ)」と呼び、体に余分な水分が溜まる季節としているのです。梅雨の薬膳は「水はけ」の良い体を作り、香りで湿気を取り除くことを目的に考えられています。

中医学の五臓六腑では、湿気に弱い臓器は「脾(ひ)」とされ、この「脾」は、すい臓とひ臓を指していると言われています。

食べ物や飲み物の気を摂り入れる場所であり、弱った「脾」では、食べ物からの「気」を充分に取り入れることができず、疲れやすくなるそうです。

湿邪を祓い、水はけの良い体を作る

薬膳は、五季それぞれに合わせた目的で食材を選びます。

「梅雨」では、湿気から胃腸を守り、機能を高めるために、「米」や「ジャガイモ」などの炭水化物、「長芋」や「キャベツ」、「インゲン」などの野菜類が良いとされています。

また、「イワシ」や「サバ」、「鶏肉」や「牛肉」などのタンパク質も重要です。

水はけの良い体のためには、余分な水分を排出することも大切です。そのため、利尿作用のある食材も入っています。中でも、「ハトムギ」や「冬瓜」は良く使われる食材です。

冬瓜料理

他にも「空豆」や「黒豆」などの豆類、「ハモ」や「スズキ」などの魚も、水はけの良い体作りに効果があると言われています。

また、日本ではあまり馴染みのない「香りで湿気を取り除く」という考えが、中医学にはあります。湿邪を取り除き、「気」の巡りを良くする香りの高い食材として、「山椒」や「シソ」、「ジャスミン」や「ミカンの皮」である陳皮が良いとされています。

「梅雨」に摂ってはいけない食べ物もあります。それは、「冷たいもの」や「生もの」です。これらは湿度の高い梅雨の時期に、余計な湿気を生む食べ物とされているのです。

湿気に勝つ薬膳家庭料理3選

本格的な薬膳料理は、「ナツメ」や「松の実」などの生薬と食材を合わせたものです。

しかし、一般家庭で作るには、生薬を集めることも一苦労ですよね。季節に合わせた効能を持つ食材を選べば、家庭でも簡単に薬膳を楽しめますよ。

1.ジャガイモとミョウガの味噌汁

湿邪には、辛味成分のある香味野菜も良い食材とされています。

胃腸の機能を高めるジャガイモの味噌汁の仕上げに、発汗作用と体を温める効果のあるミョウガの千切りを加えましょう。

2.冬瓜のそぼろあんかけ

「梅雨」の代表的な薬膳食材の一つである冬瓜と、胃腸の機能を高める鶏肉のそぼろを使った料理です。

あんかけに欠かせないショウガは、湿気を汗で体外に放出するオススメの食材です。

3.薬膳鍋

家庭でも鶏ガラスープを使って、簡単に薬膳鍋を作りましょう。

薬膳鍋

キャベツのざく切りとスライスしたシイタケ、いちょう切りにしたニンジンやカボチャなど、たっぷりの野菜を入れましょう。

鶏の手羽元やタラなどの魚と、大きめのニンニクやショウガを一緒に煮込んで、湿邪を祓ってください。

魚とじゃがいも料理

春夏秋冬と同じように中医学で季節の1つに当てはめられている「梅雨」。それほど、体に影響を与える時期だということですね。

食材が持つ効能を取り入れ、「気」を高める薬膳は、その中医学から生まれたものです。身近にある食材の効能を知り、湿気に負けない「水はけの良い」体を目指しましょう。

体質改善インストラクター:ヨウコ

30代前半。若いころから体調不良になりやすかったため、ツボや姿勢矯正、サプリメントについて学ぶ。現在はスクール講師。 長く続けられる体質改善のコツを、分かりやすく紹介することを目指す。

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